サド(S)
サド(S)
SM用語「サディスト(Sadist)」に由来し、性的な場面で相手を責める側・主導する側の傾向を指す俗称です。AVや恋愛トークで「S」「ドS」といった言い回しで使われ、性格やプレイスタイルのイメージをざっくり伝えるラベルとして広く浸透しています。
読み
さど(エス)
英表記
S
一言で
相手を責める側を好む性癖・性格イメージ
近い概念
ドS/攻め役/支配的なプレイスタイル
意味
「サド(S)」は、SMの用語「サディスト(Sadist)」から来た言葉で、相手をいじめたり責めたりする立場を好む性癖・性格傾向を指します。
AV作品では「ドS女優」「S系イケメン」などのコピーで使われ、出演者が攻め役・主導的なポジションであることをわかりやすく示すためのラベルになっています。
必ずしも激しい痛みやハードなSMだけを意味するわけではなく、「少し強めにリードする」「意地悪な台詞で攻める」といったライトな表現も広く含みます。
対になる言葉は「マゾ(M)」で、責められる側を好む傾向を指し、SとMの組み合わせで関係性や役割構図を説明しやすくする目的でも使われます。
よくあるパターン
- パッケージやタイトルで「ドS痴女」「S気質のギャル」など、出演者の攻めキャラを強調するコピーとして使われる
- プロフィールやインタビューで「性格はS寄り」「普段はMだけど撮影ではSになる」など、自己紹介やキャラ付けの一部として語られる
- レビューや感想で「想像以上にドS」「ソフトSで見やすい」など、プレイの強さや主導権の握り方を評価する表現として登場する
表記・使い方
カタカナで「サド」、略してアルファベット1文字で「S」と表記され、会話では「エス」と読みます。「ドS」「S寄り」「S気味」など、ほかの語と組み合わせて度合いやニュアンスを調整する言い回しが一般的です。
よくある誤解
「サド=乱暴・危険な人」という決めつけではない
サドと聞くと、極端に乱暴・危険な行為を連想されがちですが、実際には「少し強めにリードする」「言葉でじわじわ責める」といったソフトなSも含む広いラベルです。あくまで合意の範囲でのプレイ傾向やキャラクターイメージを示す言葉として用いられ、人格そのものを断定するものではありません。
サドと聞くと、極端に乱暴・危険な行為を連想されがちですが、実際には「少し強めにリードする」「言葉でじわじわ責める」といったソフトなSも含む広いラベルです。あくまで合意の範囲でのプレイ傾向やキャラクターイメージを示す言葉として用いられ、人格そのものを断定するものではありません。
FAQ
自分がサド(S)かどうかはどう判断しますか?
明確な診断基準があるわけではなく、「責める側でいると楽しい」「主導権を握りたい」と感じるかどうかを目安に、本人や周囲がラフに使う自己申告的なラベルです。相手やシチュエーションによってS寄り・M寄りが変わる人も多くいます。
サド(S)だとハードなSMプレイが前提になりますか?
いいえ、必ずしもハードなSMが前提というわけではありません。軽い言葉責めやスキンシップでのリード程度でも「Sっぽい」と表現されることがあり、強度や内容は人や作品によってさまざまです。